ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

船便って、自分で受け取りに行くのね。

船便はたしか、2月24日頃に日本から送った。そして4月23日に受け取った。

手で持てるサイズの箱が4つ。

中身は日本語教育関連の資料本や辞書が2箱分と、1年分の化粧品、歯磨き粉やコンタクトレンズ液、リュック、帽子、小さなバッグ、予備の傘、予備の水筒、キッチン用品少々、荷物の隙間を埋めるためのバスタオル、タオル少々。そして、ゆかた、けんだま。

 

日本から中国への船便は、通常なら1か月で着くらしいけど、ごまふが荷物を出した時はちょうど春節の頃だったので、中国に届いてもそこですべての荷物がストップすると言われていた。窓口の方からは2〜3か月はみた方がいいと言われ、3か月は待つ気でいたので、2か月で着いたのはラッキー。

中国に来て幸せのハードルが下がってる。

 

友人が「本が入ってる箱は検品されるよ」と言っていたのを「ふーん」と聞いていたけど、果たして検品表が入ってた。でも中身が荒れているなんてことはなく、誠実に対応していただいた模様。

 

それにしても今回はラッキーだった。この辺の郵便局は、大きな荷物は郵便局留めになって、自分で取りに行くんだって。ごまふは知らなかった。今回は隣の部屋に住んでいる先輩先生が自分の荷物を取りに行くついでに、ごまふの分も引き取ってくれたんでした。郵便局まではバスで10分。先輩先生は車通学している学生に車を出してもらったとのこと。

ごまふは水の重いボトルを運ぶとき、ようやく学生に頼めるようになった程度のヒヨッコなので、車を出してもらうなんて芸当は到底できない。でもそれが出来ないと自分でタクシーなんかで往復するしかなかった。うーん、本当に助かりました。ありがとうございます。

 

で、中身の件。2か月も経つと、何を詰めたかなんてほぼ忘れているもので。資料と化粧品は必需品なので覚えていたけど、細かいものは全然覚えていなくて、なぜこんなものが、、、でもナイス!と思うものもチラホラ。

 

<船便ナイスプレー 一覧>

※書き出してみると案外少ない。そして地味。

(1)エプロン

勤め先の学校と寮が徒歩1分なので、朝・昼・晩とごはんは自分でつくる。特に昼は調理で服を汚したくないので助かる。

 

(2)巻き簀(す)、ミニうちわ

もともとは、学校で日本の料理を紹介する機会もあるだろうと入れたもの(たぶん)。でも自分でも納豆巻きや梅きゅうりを頻繁に食べるのであると便利(なくてもラップなんかで代用できるけど)

 

(3)ひのきの鍋敷き

すでに1つ買ってしまったけど、竹素材にコーティングがされていて、水分をまったく吸わないので、熱いお鍋を置いておくと水分でテーブルが濡れてしまう。その点、ひのきの鍋敷きはいいですな。

 

(4)レターセット

ポストカードも見かけないけど、レターセットも見かけないのよね。この辺りの人は手紙はあまり書かないのかな。ダイソーや無印にはあるんだけど(値段は日本の倍)。ま、文具屋さんでわざわざ探すこともしてないけど。

ちなみに、こちらの紙質について(ノートとかプリンタ用紙とかね)・・・

やたらとインクの吸収がいいので、日本から持っていったボールペンでは歯が立たない。すぐにインクが出なくなる。でも学校から支給されたボールペンならスラスラ書けてインクもしっかり出る。中国の紙には中国のペンですな。

 

余談:

船便は送り出してから到着まで時間がかかるので、次回からはお楽しみも入れておきたい。今回は本当に必需品ばかりで、正直、開けるワクワク感がまったくなかった。

食べ物は基本NGだけど、どうも乾き物はいいみたいなんで、例えば、お菓子とか「あさげ」とか、ラーメンとかさ。荒く扱われて粉々になるのはしょうがない。

こちらに来て、楽しみといえば食べ物を買うこと、食べることなので、「なんだ、食べ物ないのか」なんて、入れもしないのに少しがっかり。

 

ちなみに、出発の前日にもう一箱発送している。こちらはスーツケースが重すぎて飛行機の超過料金が心配になったので、急遽、不要不急のものは船便で出すことにしたんでした。入れたものは衣類ぐらいかな。無事に届けばそれだけでありがたいんだけど、こちらもやはりお楽しみはないのよね。むう。

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