ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

中国の人はいつも自然体。ごまふはいつもムダに笑顔をつくってるってハッとした。

ごまふは日本にいたときは、たいして愛想のいい人間じゃなかった思う。20代までは職場を変わったり、新しい人と出会ったら、はやくその場になじもう、仲良くなろうと、自分を飾ったり、サービス精神を発揮したり、それなりに努力していた(と思う)。

が、アラフォーの今となっては、環境も人も相性がよければ自然とどうにかなるよね、どうにもならなくてもその時はその時だしさなんて開き直って、がんばることはなくなっていた。

 

が、ここに来て、ごまふって実は人から悪く思われないように、できれば好かれるように、いつもうっすら自分(表情)を作ってたんだなって気づいた。

 

今ごまふが毎日接する学生や先生たちは、学校で会えばさわやかに挨拶してくれるし、質問をすればさわやかに答えてくれるし、授業も活発に参加してくれる。が、たいてい表情はない。ほんとうに面白いことがあれば笑顔になるんだけど、そうでもなければいつも真顔。超真顔。

 

ここに来た当初、先輩先生の授業を見学させてもらったとき、女子学生たちが寄ってきて、ごまふに日本のこと、アニメのこと、いろいろ質問してきたんだけど、その中のひとりが「わたしは日本のイケメンが好きです。 Winsはとてもイケメンです」と超真顔で言ってきたときは、吹き出しそうになってしまった。本気で言ってるから真顔なんだよね、きっと。日本人なら本気で言ってても照れ笑いしながら言うとこだと思うけど。

国とか地域がちがうと、その辺の表現の仕方もちがうんだね。

 

ごまふとここの人たちとは表情の作り方、タイミングがちがうって気づいてから、自分の行動(表情)を観察してみたら、朝のあいさつはもちろん、トイレで会っても、ふいに廊下ですれちがっても、だれかれかまわず、ごまふはうっすら笑顔。とくに面白いことなんてないのに。

ちなみに、授業中はナチュラルによく笑ってる。授業はほんとうに楽しいから。

 

どっちがいいとか悪いとかは思わないけど、ここにいる間は自分を作らず、素でいるのもいいなって思ったごまふでした。

 

↓ いろんなブログをのぞくと、

中国ってほんとにおもしろいなって思う☆

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