ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

飲み水事情。他の地域はどうなの。

中国に住み始めて、たぶんこれがいちばんのストレス。

お風呂や炊事は水道水を使っているけど、飲み水は大きな水ボトルを買ってウォーターサーバーで飲んでいる。毎日飲むんだもの安全性がね・・・なんてことではなく、ボトルが重すぎる件。

ごまふは勤め先の学校が用意した寮に住んでいて、ボトルはひとつ下の階に住んでいる管理人さんから買う。管理人さんの部屋はエレベーターのすぐ横なので、ボトルを買ったらエレベーターへ、よいっしょっと移動させて・・・なんて、できると思ってたら重すぎてできない。両手でも浮かすことすらできない。なんとか横に倒して転がす。エレベーターを降りてひたすら転がす。それでも部屋に入れたところで限界だよ。サーバーになんか絶対セットできない。

結局水がなくなるたびに、寮に住んでいる男子学生の手を借りている。わたしはまだ新米教師なので、気軽に頼むのはちょっと・・・なんて最初は遠慮してたんだけど、水って大事。そんなこと言ってられない。

まあ、空ボトルを持って適当なドアをノックすれば、みんな気軽に助けてくれるんだけどね。あ、じゃあ自分の分もついでに運ぶか〜なんて2本持っちゃったりさ。マジで?って思う。

 

ボトルは一週間に1本のペースで交換したいところ。水がたっぷりあるうちは、お米を洗ったり(無洗米なのに2回も!)、パスタを多めのお湯で茹でてみたり、ラーメンのパッケージ通り500ccもお湯を沸かしてみたり。まさに湯水のように使ってるけど、残りあとわずかとなると、今日とあしたの歯磨き分だけは死守せねば・・・なんて逆算して、しみったれる。

この、まだあるけどもうすぐなくなるよーという期間が地味にこたえるのよ。

土日、学生がみんな帰省しちゃったら?管理人さんが休みの日曜日に切れちゃったら?どうする?どうする?

 

いや今のところ、学生くんたちのおかげでなんとかなってます。取り越し苦労なのはわかってるけど、自力でできない、人にお願いしないと生きていけない(飲み水がなくなる)ってのはけっこうつらいもんです。

 

ちなみに、女子学生はどうしてるのか。彼女たちは小柄で細いのに、自分で運んでセットしてる。子供の頃から慣れているんだとか。すごい力持ち。

たまに自力でできない女子を見るとほっとしちゃうよ。

 

そうそう、台湾の知人宅では水道に硬水を軟水に変えるマシンを取り付けていたので、水道水が飲めたんだよね。中国でもお金持ちなどはそんな水変換マシーンを使ってるのかしらね。どうなんでしょう。

 

寮に住んでてつくづく良かった。ひとり暮らしなら完全にアウトだよ。日本から移住したみなさま、どうしてるの。

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