ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

同じ料理なのに、中国名だと食欲がわかなくて。ことばに敏感すぎかな。

ごまふは子どものころ、「肉まん」は「肉まん」という名前だと思って生きていた。

なのにある日、母が気まぐれで買った肉まんのパッケージには「豚まん」と書かれていた。

ごまふはその日から、「肉まん」が食べられなくなった。

 

「肉」ということで、元動物だってことが薄まっていたのに、「豚」といわれたとたん、元動物だってことを強く感じてしまった。「豚」ってあの!?

 

子どものころ「あさり」が好きだったごまふ。ある日、あさりのお味噌汁を飲んでいたら、「あさり」から小さなカニがポロリ。

ごまふはその日から、「あさり」が食べられなくなった。

「あさり」って食卓に上がったら生き物感がないのに。カニを食べるなんて、思いっきり生き物だよ!?

 

ことばに敏感というより、神経がちょっとアレだったのかも。

 

さてここは中国。

ケーキは「蛋糕」、豚肉は「猪肉」と書くお国。

ケーキはまったくスイーツ感を感じないし、豚肉は今では食べられるけど「猪」と書かれるとムリ。他にもあげればキリがない。

40年以上、日本流のネーミングにどっぷり浸かってきたごまふ。

この辺の感性は急には変わらない。

 

↓ いろんなブログをのぞくと、

中国ってほんとにおもしろいなって思う☆

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