ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

冬服を送ってもらったら税金400元(約8000円)かかりました。

夏の長い広東省でも来月あたりには寒くなると聞いたので、

日本の実家から冬服を送ってもらった。

 

10月頭に船便で出してもらって一か月。

そろそろ届くかなと思っていたところ、

先週税関から手紙が届いた。

「荷物を預かった。身分証を持って海関(税関)まで来るように」

※後日補足:手紙を送ってきたのは税関でしたが、荷物を取りに行った先は郵便局でした。やたら大きくてガランとした建物で、税関だと思い込んでいたんでした。

 

税金と引き換えに荷物を渡すよ、とのお達しでした。

個人のものでも外国から送ると税金がかかるんですって。

 

実は先月赴任した先生がすでにこのお手紙を受け取っていたので、

想定内ではあるんだけど、

しょせん抜き取り検査で引っかかっただけでしょ、たまたまでしょ、

なんて軽く考えてたら来た、ごまふにも。

 

実家から送ってもらったのは2箱。

1箱を先に発送してもらって、忘れ物に気づいて追加でもう1箱。

発送のタイミングが違うのに、2箱とも引っかかった。

ほんとに抜き取り検査なのかな。引っかかる確率高い。

 

まあ抵抗のしようもないので、本日税関まで行ってきました。

バスを乗り継いで1時間。

荷物預かりの窓口で2箱のうち1箱がすぐ見つからず、

探すからしばし待てと言われて30分。

その間、検査するのは別の場所だから1箱分先に手続きすればなんて言われて

移動すれば、そこではパスポート、ビザだけじゃだめ、

ちゃんと学校で働いてると証明できるもの(写真付き)を出せ、と言われ。

同行してくれた学校の事務の女の子と、

持ってないよ、、来週にでも出直しだね、、

なんて暗くなっていたら、証明書類は画像でもいいということになり

職場からごまふの履歴書や契約書(かな?)などをメールで送ってもらったり。

で、それをプリントアウトしたり。

荷物の窓口と検査の窓口を行ったり来たり、行ったり来たり、行ったり来たり

他の人の荷物検査をじっくり観察してみたり。

気づいたら2時間近く経過。

疲れて意識がもうろうとしてきたところで、ようやく荷物の中身を開けて検査。

コートが3枚、セーターが、ストールが、、と種類と数をカウントされ、

税関ルールの価格に換算され。

ひと箱1000元ですよ、衣類の税金は20%ですよ、

2箱で400元(約8000円。半月は暮らせる)ですよと言われ、

もう言われるがまま銀行カードでお支払い(現金はダメ)。

1箱あたり約3kg程度ですよ?軽いですよ?古着ですよ?

 

ちなみに以前、同僚の先生は化粧品を半年分送っていたので、一品一品値段を調べられ、税金50%で計算され、、、ああああ。

 

なお、荷物1箱あたり中身の金額が1000元を超えると

基本、発送元に送り返されてしまうもよう。

ただ今回は中国で働いてることが証明できたので、個人使用の衣類ってことで

送り返さられることなく、上限の1000元で計算してくれたみたい、たぶん。

ありがたい(かな)。

 

腹がたつというのもぜんぜんちがう。

なんだろうなあ、ただただ目の前のことを受け入れるしかないこの感じ。

あきらめ?

 

しかしいつから締め付けがきつくなったんだろ。

この辺りだけなのかな。

今年2月に5箱送ったときは全部スルーだったのに。

あの時は春節で荷物が多すぎてスルーされたのか。

外国からの荷物の関税を厳しくすると爆買いにも影響出るよねえ。

もしかしてもう出てるのかな。

 

とりあえず、もう二度と日本から荷物を送ってもらうのはやめる。

 

 

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