冬服を送ってもらったら税金400元(約8000円)かかりました。
夏の長い広東省でも来月あたりには寒くなると聞いたので、
日本の実家から冬服を送ってもらった。
10月頭に船便で出してもらって一か月。
そろそろ届くかなと思っていたところ、
先週税関から手紙が届いた。
「荷物を預かった。身分証を持って海関(税関)まで来るように」
※後日補足:手紙を送ってきたのは税関でしたが、荷物を取りに行った先は郵便局でした。やたら大きくてガランとした建物で、税関だと思い込んでいたんでした。
税金と引き換えに荷物を渡すよ、とのお達しでした。
個人のものでも外国から送ると税金がかかるんですって。
実は先月赴任した先生がすでにこのお手紙を受け取っていたので、
想定内ではあるんだけど、
しょせん抜き取り検査で引っかかっただけでしょ、たまたまでしょ、
なんて軽く考えてたら来た、ごまふにも。
実家から送ってもらったのは2箱。
1箱を先に発送してもらって、忘れ物に気づいて追加でもう1箱。
発送のタイミングが違うのに、2箱とも引っかかった。
ほんとに抜き取り検査なのかな。引っかかる確率高い。
まあ抵抗のしようもないので、本日税関まで行ってきました。
バスを乗り継いで1時間。
荷物預かりの窓口で2箱のうち1箱がすぐ見つからず、
探すからしばし待てと言われて30分。
その間、検査するのは別の場所だから1箱分先に手続きすればなんて言われて
移動すれば、そこではパスポート、ビザだけじゃだめ、
ちゃんと学校で働いてると証明できるもの(写真付き)を出せ、と言われ。
同行してくれた学校の事務の女の子と、
持ってないよ、、来週にでも出直しだね、、
なんて暗くなっていたら、証明書類は画像でもいいということになり
職場からごまふの履歴書や契約書(かな?)などをメールで送ってもらったり。
で、それをプリントアウトしたり。
荷物の窓口と検査の窓口を行ったり来たり、行ったり来たり、行ったり来たり。
他の人の荷物検査をじっくり観察してみたり。
気づいたら2時間近く経過。
疲れて意識がもうろうとしてきたところで、ようやく荷物の中身を開けて検査。
コートが3枚、セーターが、ストールが、、と種類と数をカウントされ、
税関ルールの価格に換算され。
ひと箱1000元ですよ、衣類の税金は20%ですよ、
2箱で400元(約8000円。半月は暮らせる)ですよと言われ、
もう言われるがまま銀行カードでお支払い(現金はダメ)。
1箱あたり約3kg程度ですよ?軽いですよ?古着ですよ?
ちなみに以前、同僚の先生は化粧品を半年分送っていたので、一品一品値段を調べられ、税金50%で計算され、、、ああああ。
なお、荷物1箱あたり中身の金額が1000元を超えると
基本、発送元に送り返されてしまうもよう。
ただ今回は中国で働いてることが証明できたので、個人使用の衣類ってことで
送り返さられることなく、上限の1000元で計算してくれたみたい、たぶん。
ありがたい(かな)。
腹がたつというのもぜんぜんちがう。
なんだろうなあ、ただただ目の前のことを受け入れるしかないこの感じ。
あきらめ?
しかしいつから締め付けがきつくなったんだろ。
この辺りだけなのかな。
今年2月に5箱送ったときは全部スルーだったのに。
あの時は春節で荷物が多すぎてスルーされたのか。
外国からの荷物の関税を厳しくすると爆買いにも影響出るよねえ。
もしかしてもう出てるのかな。
とりあえず、もう二度と日本から荷物を送ってもらうのはやめる。
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