ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

40代独身、新米日本語教師。

ごまふが中国に来たのは、ダンナさまの赴任でとか、自分の転勤でとか、そんな理由じゃなく、日本語教師を始めるため。

 
日本語教師は(ワタシ的には)時給がとても低いので、独身者が都会で一人暮らししながら出来る仕事ではないと思う。いや、平日フルタイムで授業して、終わったら宿題のチェックやテストの採点をして、翌日の授業の準備もして、土日も授業の準備をしてという生活で、お給料は大卒の初任給並みまたはそれ以下。上がっても微々たるもので、すぐに頭打ち。
それでも大丈夫という方なら問題ないです。ごまふはイヤだなというだけです。
そもそも保険も雇用保険もない、でも1日数時間、週も数日の勤務でいいですよ、という非常勤(パートタイム)での雇用が多い業界なので、そこに、一人暮らしがきっちりできるお給料が欲しいと思うごまふが飛び込むのが無謀なのかもね。

でもさ、日本語って母語なのに(だから)知らないことが多いし、なんでそうなのか説明出来ないことって多い。教えるのも楽しそうだけど、まず自分が日本語のことを知りたいな、なんて思っちゃった。

求人情報を見ると、中国でなら寮が無料、なんなら光熱費も学校負担、現地でなら生活できて、少しなら貯金もできそうという水準のお給料が出る学校が多い(何年勤めてもベースアップはやっぱりないけど)。

これは、日本ではムリでも中国で働けばいいよね、中国語も勉強できるかもだしとなかば思いつきで日本語教師養成講座に入学。平日はふつうに働きながら土日に通って、このたび、めでたく講座を修了。勤め先も決まったので、それっとばかりに東京の部屋を引き払い、中国へ来たんでした。
 
ちなみに40代、独身。貯金額わずか。ぼんやりドリーム世代、と誰かが言っていたような。自分ではふわふわした夢を追っているつもりはないけど、ひと様から見ればそうなのかも。

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