ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

上海の人は早口?

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マカオに続いて今度は上海旅行。

 

しばらく香港にいて、普通語にほぼ触れてないせいもあるけど、空港から地下鉄に乗ったら、乗客の会話もアナウンスも速い? すごく聞き取りにくい。

しかも途中ラッシュに重なってしまったので、車内が騒がしくアナウンス自体ほぼ聞こえず。

さらに山手線並みに混んでるのに、降りる人が先で、乗る人が後というルールがないという、、、きゃー!。

ぎゅうぎゅうの車内で、後ろのおばちゃんに「あなた次降りるの?降りないんなら、そこどいて!」などと言われても、「いや私、次降りますから!」などと返しつつ、、、

我ながらよく降りれたもんだ。

初中国だったらムリだったかも。

 

100年ぐらい前の洋館が百貨店やホテルになっていて、見どころは多いはずだけど、一番印象的だったのが↑これ。

 

上海、旅行にはいいけど、住むのはムリっぽいなあ。

 

 

 

 

2年半ぶりのマカオ

マカオは香港からフェリーで一時間。

珠海に住んでいた時は毎週のように買い出しに行っていたのに、香港に移ってからというもの、一度も行ってなかった。

今年で香港を離れると決めたので、見納め?とばかりに、重い腰を上げて行ってきた。

日本に帰ったらなかなか来ないだろうなあ。

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北京ひとり旅。

昨年7月に香港に引っ越して以来の更新。

 

香港はイースターで4連休。

下手するとだらだら過ごしてしまいそうなので、いつかは行きたいと思っていた北京にやってきた。

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ニュースでおなじみ(?)天安門。

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その北に広がる故宮。

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グレートウォールこと万里の長城。

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I LOVE 京劇。

 

定番スポットを巡りつつ思うのは、地域が違っても中国人はみんなマイペースだなあってこと。

列に横入りとか、お土産屋の店員さんがお菓子食べなら接客してるとか、あー急いでるんだー、あーお腹空いてるんだーとか、欲求に忠実な感じが愛おしい。

もう一度住めるかと言われれば疑問だけど、香港よりはどうも中国の方に愛着を感じている模様。

3泊4日西安の旅(1)兵馬俑を見てきました。

先日、端午節の連休を利用して、3泊4日で西安に行ってきた。

 

西安は唐の都・長安をはじめ、紀元前から数々の王朝の都となった都市で

上海よりも北、そして西の内陸部にある陕西省の省都。

大陸の南にある広東省からみればかなり遠くて、行きたいと思いつつ、

今まで腰が上がらなかった。

 

が、大陸生活もあと1ヶ月を切ったので、

今行っとかなければ、いつ行けるかわからない!と一念発起。

調べてみたら、なんのことはない、広東省広州の空港からわずか2時間半。

案外、気軽に行ける地域だった。

(現住所から広州空港まで高速鉄道と地下鉄で2時間半かかるけども)

 

<経路メモ>

広州航空→西安空港 2時間半

西安空港→西安市内 リムジンバスで1時間

鉄道の西安駅→兵馬俑博物館 観光周遊バスで1時間

 

 

西安といえば、わたしにとっては兵馬俑。

世界史の授業で習ってから

いつかは自分の目で見てみたいと思っていた。

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写真に納めてしまうと「教科書のまんま」って感じだけど、

自分で見ると、その精巧さ、壮大さに唖然とする。

この兵馬俑、普通の成人より一回り大きい。

しかも、一体一体すべて姿形が違うという。

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カメラが顔認識するのでやや怖い。

 

これを見ながら、秦の始皇帝の生活を想像したり、

約40年前、井戸を掘っていてたまたま

兵馬俑を掘り起こしてしまった農民の驚きを想像するとものすごく楽しい。

  

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現在も絶賛発掘中。

学生時代、バイトで発掘作業をしていた身としては

ものすごく混ざりたい。

(学生時代は縄文時代の、珍しくもなんともない遺跡で、

大きなスコップでざくざく土器の破片を掘り起こしていた。

こんな繊細さが必要な作業は専門家しかやらせてもらえないだろうなあ)

 

こんなものが身近にあるなんて。

住んでみたいかも、西安。

 

つづく。

 

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初めての広州。古い町並みがいい感じ。

7月に中国大陸を離れることになったので
今のうちに小旅行でもしておこうと思って、
広州に住んでる友人に会いに行った。
 
珠海から広州までは高速鉄道で約一時間。
時間だけで言えば、マカオへ行くよりずっと近い。
電車賃も片道55元(約1000円)なので(中国の物価に照らすとめちゃ高いが)、
もっと頻繁に行ってもよかったんだけど、
中国の都会ってものに興味が持てず、一年経ってしまった。
(住むのはインフラ面や買い物の点などから都会の方がいいんだけど、
観光しに都会に行くのはどうなのかと)
 
広州では、広州のシンボルの羊像や博物館がある山を登ったり、
広州タワーの周りをぶらぶらしたり、街角の博物館などにふらりと入ったり。
 
滞在時間は約5時間ほどだったけど、
あちこち観光しつつ、日本語であれこれ話せて、久々に休日を満喫できた。
 
いちばん気に入った場所。
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デパートなどがひしめく繁華街の一角に、突然古い町並みが現れる。
人は住んでいるけど、保存もされている、ひとつの観光スポットらしい。
こういう日本とは違う風景を見ると、外国に来て良かったなと思える。
近代的なビルなどはスタイリッシュすぎてあまり面白くない。
それなら東京で十分かな。
 
しかし、広州は思っていたより、デパートやショッピング街が充実していて、人が多かった。今住んでいるところは、すべてほどほどなので、
中国って広いだけあって人口密度低いんだ、、と思いかけていたけど、
もちろんそんなことはなく、都会ほど人口密度は高い。
 
中国では連休が少ないので遠出はできないんだけど。
香港に移動したらますます休みが減ってハードワークになるんだけど。
ときどきは中国大陸へ小旅行しよう。
 
余談。
何かにつけて実感するけど、
自分がいる場所だけを見て中国を語ってはいけないと思う。
つかみどろころのない、多様な顔を持ってるのが中国だと思う。
だからときどき、日本にいる家族や友人に「中国って〜〜なんでしょ?」と
ひとくくりにされると、
「いや違う。そういうこともあるけど、そうじゃないこともある」
とムキになってしまう。
自分だって「日本人って〜〜」と言ってしまうんだけど、
中国の方がはるかにまとめが効かないと思う。
 
 

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今月と来月の抱負。

この度、香港の日本語学校に採用が決まり、

手続きがスムーズに行けば7月に引っ越すことになった。

そもそも日本を離れたのはいつか香港に住むつもりだったからなので、

いちおう目標達成といったところ。

 

このひと月は、応募書類を送ったり、

提出用の授業の教案を作ったり、スカイプで模擬授業をしたり、面接をしたり。

現在ようやくビザの申請に必要な書類を集める段階に入り、出身大学や元の職場に連絡を取っている。

しばらくスカイプやメールで異国の人とたびたび連絡をとっていたせいか、

身体はずっとここ(中国)にあるのに、心ここにあらず。ふわふわした感じ。

そして、出身大学のアナログな手続きに戸惑って、

今までになく、自分は日本を離れたんだなあとつくづく実感もした。

(卒業証明書の申請が、郵送または直接でないとできない。証明書は直接中国に送ってくれるらしいが、手数料や送料などは切手と小為替でのみ支払い可とのこと。メールの回答などは親切丁寧なので悪し様には言いたくないけど、申請ぐらいメールでいいじゃない。料金だって振込みでいいじゃない。もうさー)

 

とはいえ、その他の書類はすべて手を動かせば(メールを打てば)段取りは

終わるのでただ黙々と入力するのみ。何かと面倒くさがりなので、身体を移動させずに事が済むってすばらしい。今更ながらネットって、メールって便利。

これが、同じ中国での学校の移動だと一度日本に帰ってビザの手続きが必要なので、

その点、香港は居ながらにしてできるのでラク。

しかし、日本語以外がアレなわたしにとっては、

英文のカバーレターや履歴書が必要だったり、

面接で、香港人と英語または中国語で話してみてくださいと突然ふられたりして、けっこうダメージを受けたけども。。。よく無事に終わったもんだ。

 

ということで今月と来月の抱負。

・中国語をコツコツ勉強する

(土地柄的には英語か広東語が適切だろうけど、わたしの実力的に中国語がいちばんマシ)

・日本語の文法をコツコツまとめる

面接を受けてみて、この一年の自分のなまけぶりに気づけてよかった。

毎日地道にやって7月に間に合わせる。

 

 

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最近、食材はマカオで買っています。

広東省珠海市に住み始めて一年と一か月がすぎた。
当初は食材の買い出しといえば、もっぱらイオンだったけれど、
近頃はマカオのデパート「ヤオハン」もレパートリーに入った。
 
マカオのボーダーまではバスで一時間。
そこからは徒歩でボーダーをぬける。
行きは手ぶらなのでいいとして、
帰りは荷物が重いので少しでも早くボーダーをぬけたいところ。
試行錯誤した結果、朝8時台に行って、昼12時ごろ帰るというパターンを確立した。
このパターンなら行きも帰りも30分ぐらいでボーダーをぬけられる。
これより遅くなると行きも帰りも1時間はみておいたほうがよくなる。
その間、ずっと並んで立ちっぱなし。それは正直きつい。
 
さてヤオハン。
今でこそ中国資本らしいが、もともとは日系デパート。
その名残なのか、食品売り場には日本のお菓子はもちろん、
ドリンク、調味料、そして日本産の野菜もけっこうある。
すばらしい。。。
行くたびに感動する。
 
価格は、、、
決して安くはないけど、高すぎるということはないと思う。
もちろん、中国の一般的な野菜と比べれば桁が違うんだけど、
イオンで中国の有機野菜を買うと考えればだいたい同じ。
むしろ、味とかサイズを考慮するとむしろお買い得にすら思えてくる。
(中国の有機野菜は小さくて、味もいまいち)
 
<ある日の買い物メモ> ※すべて日本産
・キャベツ1玉 25香港ドル(350円)
・大根1本   25香港ドル(350円)
・人参3本   25香港ドル(350円)
・玉ねぎ3つ  16香港ドル(225円)
・しめじ1パック  15香港ドル(210円)
・納豆3パック  22香港ドル(308円)
・卵6個    18香港ドル(253円)
・レトルトカレー1つ 16香港ドル(225円)
計162香港ドル(約2300円)
 
日本円に換算してもあまり意味がないと思いつつ、
つい換算してしまうのが悲しいところ。
日本で買うことを思えばもちろん高い。
当初はふるえつつ買っていたけれど、
近ごろは自分で決めた予算と折り合いがつけばいいってことにしたので、
いいってことで。
 
ちなみに、高いものはもっと高い。
たとえばもやし。28香港ドル(390円ぐらい)。
これはさすがに買えない。。
 
 
余談。
最近のおやつはひまわりの種。
最初は手間をかけてむいた割に中身が小さいと感じて
時間の無駄、、、なんて思っていたのに
ずっと続けていたらはまってしまった。
今いちばんの暇つぶし。
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