ごまふの中国日記

2015年3月、日本語教師をするために東京から広東省珠海市に引っ越しました。大きなカルチャーショックはないけれど、毎日のなかで小さなギャップは感じるもので。忘れないうちにそんな小さなことをメモしていきたい。

20年ぶりかな。光熱費の払い忘れで停電。でも水道は使えたよ、ラッキー。

ごまふはひとり暮らしを始めた18歳のころから今にいたるまで、お金を計画的に使うことができない。欲しいものがなければ何にも買わないけど、これは!というものに出合うと勢いで買ってしまう。たとえ今月の生活がすでにピンチでも。

当然(?)老後の蓄えなんてできない。まったくイメージできない何十年後のために今から準備するなんてムリ。

順調に行けば何十年後は確実にやってくるのにね。

ごまふは想像力が乏しいんだと思う。

 

ま、それはさておき。

学生時代は親から仕送りをもらっていて支払い関係は口座引落としにしていたので、家賃や光熱費を滞納することはなかった。でも社会人になって口座の手続き含め、自分で家計をやりくりするようになってからは、ときどきいろいろな支払いを滞納していた。といっても家賃なんてビッグな金額を使い込んでいたわけじゃなく、電気代とか電話代とか数千円レベルだけど。

余談だけど、電話は当時(約20年前)はケータイと固定電話のふたつ使いが当たり前で、固定電話の番号がないとビデオレンタル店の会員証すら作れなかった記憶がある。就活の履歴書にも固定電話の番号じゃないと印象が良くないとも言われてたっけ。ケータイが今ほど市民権を得てなかった。今思えばむだー。

で、固定電話、ケータイともによく料金を滞納して止められていた。そしてときどき電気代も。支払いを銀行引落しにしてなかったのでお金はあっても払い忘れることもけっこうあり、なんで使えないのか気づかないこともよくあった。

 

そんなころ、友だちとよく話題にしていたのがライフラインの優先順位。

料金を滞納した場合、真っ先に止められるのは何か、反対に、最後まで止められないのは何か。

どうも、命に関係ない電話なんかは未払いと同時に速攻止まり、命に関わる水道は未払いから数日なのか数ヶ月なのかわかんないけど猶予があるらしいとか、電気・ガスはないと困るけど命には関わらないからその中間だとよか、根拠のうすい話をああでもない、こうでもないと言っていた。

結局、限界に挑戦したことがないので正解はわからずじまい。

ほんとのところどうなのかな。

 

さて、ごまふがいま住んでいる部屋は、ホテルの2フロアを勤め先の学校が寮として借りているなかの一室。光熱費は毎月、寮の廊下に貼り出され、それを自分でチェックしてホテルの事務方に払いに行く。ごまふは最初そのシステムを知らなかった。聞いた覚えはあるけどうろ覚えですっかり忘れていた。支払い日がとうに過ぎいていても気づいてなかった。

 

で、突然停電。

その日は、昼休みに部屋に戻った時に冷蔵庫が止まっていて、コンセントはすべて電気が通ってなかった。そんなことはたまにあるので、「また停電かな故障かな」と流していた。

で夕方仕事が終わって帰っても相変わらず停電。さすがに長いなと思ってお隣の先輩先生に確認すると「わたしの部屋は大丈夫。光熱費は払った?払わないと突然止まるよ」だって。

 

すっかり忘れてたよ。テヘペロ(もうムリ?)

 

その後、日本語がうまい学生を通訳につかまえて事務室へ向かったものの、夜6時を回っておりすでに営業終了。その日は対処のしようもなく、ひと晩電気なしで過ごすことに。

そういう時に限って、iPhoneもMacも電池が切れる寸前。

暗いのは平気だけど、ラジオとか音楽とか娯楽がなにもないってのは退屈なもんで。

夜7時ぐらいに寝るとかムリだし。

でも水道は止まってなかった!建物の構造的に個別の部屋ごとにストップできないのか(?)、トイレは流せた。よかった。

 

で、つい先日、トイレが故障してトイレが1日流せず。でも用を足さないわけにもいかず・・・。トイレって、水ってほんと大事。

 

やっぱさいごは電気より水だなー。

 

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